【今日は何の日?】
2月18日は、奈良時代の750年(天平勝宝2)大伴家持が墾田地を検察して、礪波郡(となみぐん)主帳(さかん)多治比部北里(たじひべのきたり)の家に泊まった日です。
北里の家は庄川町の雄神あたりか、栴檀野の池原あたりにあったと考えられます。ここで家持は歌を一首詠んでいます。春の嵐で帰れなくなった家持が、伏木の国府に滞在中の妻に伝言をしたという内容です。メールも携帯電話もない時代の、ロマンティックな歌です。
今はスマホだインターネットだと便利な世の中になっていますが、人を想う気持ちは果たして進歩しているのでしょうか。家持の、機微に触れた歌を目にするたびそう思わずにいられません。
※主帳・・・律令制で、諸国の郡または軍団に置かれ、文書の起草・受理をつかさどった職。
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