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庄川町五ヶの獅子舞 2017.1.27
庄川町五ヶ

祭日:10月第2日曜日
場所:五ヶ神社
団体名:五ヶ獅子方保存会

砺波獅子。(頭1人、胴幕の中6人、尻尾1人)
頭の重さは10kg以上。

お囃子は笛と太鼓。
慶事があった家は、その家の者がハナ(祝儀)を持って宮へ行き、15時の奉納の時に順に各家の分を舞う形式になっている。新婚の場合は、婿は背広、嫁は着物を着て自分たちの順番が来るのを待つ。

順路:昼過ぎから五ヶ集会場にて準備→15:00~15:30五ヶ神社にて奉納→法正寺、その他神社周辺の施設をまわる→となみ野農協稲種センター→17:00頃終了

宮に見に行く最適な時間帯・・・15時頃

2013年はご高齢の方が喜ばれるのでイエローガーデンでも舞った。(毎年舞う場所と舞わない場所がある)

大昔に一時休止していたが、復活し現在に至る。復活してからは、休止するのを防ぐために、自治会の副会長を獅子方の会長にするなどして継続を心がけている。
代々稲青会(42歳までの社会人の男性)によって舞われていたが、20代〜30代の青年の減少と、仕事などの都合によって参加できないという事情により参加人数が減ったため、現在は獅子舞に参加する大人の年齢制限をなくして「保存会」という形で獅子をまわしている。(稲青会の人数の減少は、あと数年で会がなくなるかもしれないという人数まできている。)

舞の種類
ミヤマイリ・カタマワシ・リョウマワシ・ネコダマ
●ミヤマイリ:シシトリは6人〜8人(その年のシシトリの人数による)。鳥居から宮までの入場の際に舞う。
●カタマワシ:シシトリは( )人。採り物は( )。獅子を退治するような動き。
●リョウマワシ:シシトリは( )人。採り物は( )。
●ネコダマ:シシトリは( )人。採り物はカマ。

●種田地区、昭和60年頃の獅子舞
9月12日に行われた。
獅子舞は総まわし(一軒一軒巡回)をし、家々ではハナ(祝儀)をうつ。特にお祝い事のあった家では特別のハナを出した。最後に神社で神様に収穫を感謝し奉納、寺で花開きをした。
五ヶの獅子は庄川町一番大きく、東砺波郡でも3指に入るほど大きなものであった。
祭りの当日は宿で身支度をして宮にお参りした。また、頭(かしら)は宮で保管していた。
獅子は、頭・一の輪から六の輪・尻尾と8人が入り、笛3〜4人、太鼓1人、獅子取り2人で、最低15人で宮参り(七五三)・片まわし・両まわしの順で奉納された。また、蛇目傘もあった。
獅子取りは長男と決まっていた。(『くらしのさまざま 庄川町の年中行事』種田地区より)

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