小島集落の圃場整備は県営圃場整備事業として1968年から1970年かけて工事が行なわれ、1972年換地を終えて事業は完了している。縦100m、横40mの面積40アール(a)大型水田が造成されて幹線道路は幅員6m、農道4m、宅道は3mに拡幅されて直線状となり、水路は用排水が分離され、集落の様相は一変した。但し、圃場整備は耕地の区画整理と道路、水路の改修のみで、不規則に分布していた宅地はそのまま残り、宅地の周囲では小さな不整形田が多く作られた圃場整備後は農家の兼業化はさらに進み、自家用車が普及し、田植機・トラクター・自脱型コン・乾燥機などの導入が急速に進んだ。
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