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砺波市の保存樹【屋敷林】(その3) 2014.12.25
河島治郎宅の屋敷林

指定番号 8

 母屋を包むようにスギ、アテ等の高木約30本、東から南、西面に成立し、スギ生垣も配された砺波地方の典型的な屋敷林。全体の樹勢、樹冠の発達が良く、南面のウラジロガシとモチノキの成立が厚みを加えている。ヤブコウジの群生と庭の中心のコウヤマキが重量感をただよわせる。また、南面の土盛りは木の生育を助けている。

・指定番号 8
樹種 スギ、ウラジロガシ、コウヤマキ
面積 2,021u
所在地 荒高屋

斉藤善蔵宅の屋敷林

 スギ、ケヤキ、ミズキを主体にした明るい広がりのある相観をつくる。広い庭の各樹種は自然型を維持し下層の安定をはかるラカンマキ、スダジイ、ゲッケイジュ、タラヨウ、ウメの古木の勢いが良い。南西面を中心に面としても立体的にも全層の樹勢が良く、鳥や小動物のすみかとなっている。

・指定番号 9
樹種 スギ、ケヤキ、ミズキ
面積 3,848u
所在地 苗加

高田隼水宅の屋敷林

 四面に高木があり家屋全体を包み、風情のある自然景観をかもしだす。ケヤキ、タイサンボク、エンジュ、古木のエドヒガンザクラが入る。花や実のなる木が多く野鳥のすみかとなっている。南面から西面にスギ、ヒサカキの生垣が、林内にも中小低木が沢山配される。スギが他樹種におされ気味の自然体の屋敷林である。

・指定番号 10
樹種 ケヤキ、タイサンボク、エンジュ
面積 2,204u
所在地 苗加

高田慶三宅の屋敷林

 西面の高木が安定した屋敷林。スギ、イチョウ、エノキ、カエデ、ゴヨウ、カキノキ、クリの高木と西面にタケが入る。東面から南面はネズミモチの生垣で、東南面庭の中低木は配置も良く、活気のある成育をして、高木の不在をおぎなう。南西面に高木のスギが少ないことで林内全体は明るい。

・指定番号 11
樹種 スギ、イチョウ、エノキ、カエデ
面積 2,570u
所在地 苗加。


【砺波市保存樹等指定委員会『散居のみどり−砺波市の保存樹− 』平成9年より抜粋】

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