中越弁慶号(通称)

2013.4.7

耳を澄ませば今も汽笛がきこえる

中越弁慶号(通称)

中越弁慶号(通称)

中越弁慶号(通称)(ちゅうえつべんけいごう)

平成9年11月4日・市指定
砺波市花園町(チューリップ公園内)

 チューリップ公園内にある「中越弁慶号」はナスミス・ウィルソン株式会社(イギリス)の明治29年(1896)製機関車です。中越鉄道が創業時に輸入し、甲一形三号として登録され、明治30年から大正13年(1924)まで客車・貨車の牽引に携わりました。同年に電気化学工業青海工場へ譲渡され一号機関車として石灰岩の運搬に活躍し、昭和40年(1965)砺波市が譲り受け、現在に至ります。
 中越鉄道開業当時の車両で、その動きは砺波地方の近代化と産業の発展に大きく貢献しました。明治以降における砺波地方の交通発達史を知る上での貴重な近代化遺産です。当時同型式の車両は3両購入されましたが、現存しているのはこの車両のみで、明治期の機関車としてわが国に残されている数少ない貴重な機関車の1台です。 
 なお、中越鉄道は、大正9年(1920)鉄道省に買収され、昭和17年(1942)には呼称が城端線となり、戦後日本国有鉄道の、昭和62年(1987)には西日本鉄道株式会社の城端線となりました。

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アクセス
砺波ICから車で5分