太田橋
2014.8.18
戦前に作られた現役コンクリート橋
太田橋
平成23・1・26登録
県土木・市土木(砺波市太田)
国道359号線の一部として、砺波平野と庄川右岸の集落を結ぶ基幹橋となっている太田橋は、飛騨から富山湾に注ぐ庄川の中流域に架けられた長大橋です。
太田橋はもともと明治33年(1900)に私設で架けられ、庄川橋と呼ばれたのがはじまりでした。川の洪水や爆風雨濫で橋の流失は幾度も続いた歴史がありますが、現在架かる太田橋は昭和9年7月の集中豪雨で木造太田橋が流され、翌10年9月から県直営で工事がスタートし、昭和13年(1938)6月に完成された橋です。
長さ443メートル、幅5.5メートルの橋は、戦前の鉄筋コンクリート連続桁橋としては最長の長さを誇ります。高欄の連続する尖頭アーチのデザインが独特で日本の近代土木遺産2800選にも選ばれています。
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