東般若小学校校舎

関連タグのフォト

「砺波市ふるさと文化財」の記事

金屋石石管　附．石工道具
金屋石石管　附．石工道具（かないしせっかん　つけたり　いしくどうぐ）平成29年7月31日　ふるさと文化財登録砺波市栄町砺…
金屋石採掘跡
平成23・1・26登録金屋石材山主会（砺波市庄川町庄字加羅谷）庄川の右岸、合口ダムから小牧発電所対岸寒原（神原とも書く）…
宗半塚
金剛山恩光寺（現　南砺市福野）はもと、庄金剛寺村にありました。その寺跡近くに、土地の人が「宗半塚」と伝えているところがあ…

東般若小学校校舎

2014.11.25

名工・藤井助之丞作の木造校舎

東般若小学校校舎

東般若小学校校舎
平成２３年１月２６日登録
砺波市東保（東般若）

　東般若小学校校舎は、明治の名工藤井助之焏が手掛けた木造校舎です。現在は３分の１ほどの大きさになって公民館などに利用されています。

　助之焏の代表的な建築では、旧中越銀行本店（現在の砺波郷土資料館）や南砺市にある福野高校の巌淨閣などがあります。太田に生まれた助之焏は井波大工に師事して宮大工となり、近代洋風建築の技法も学びました。

　近代化の中で庶民が西洋に触れるのは、学校や病院などの洋風の建築がおもな機械でした。そうした時代に建てられた東般若小学校校舎には洋風の装飾が今もしっかり残っています。

（公報となみ2014 12月「知ってナットク！砺波の文化財」より抜粋）

東般若小学校校舎
東般若小学校校舎