山田文作像
2014.8.18
昭和7年作、モルタル製少年兵像
山田文作像
平成23・1・26登録
個人(庄川町金屋)
庄川大仏の近くに立派な少年兵の像が立っています。上海事変で戦死した山田文作氏の供養のために昭和7年(1932)に建てられた忠魂碑です。
息子が戦死したことを悼んで母が依頼して作ったもので、制作費は当時の家2軒分が要したとされています。鏝絵職人として一級の職人であった竹内源造がすべて製作を手がけ、非常に写実的に表現されています。像の高さは150p。 素材は当時貴重であったコンクリート製。小牧ダムで潤った時代背景や鏝絵職人としての竹内源造のレベルの高い技術を目の当たりにすることができます。