探す 文化財サーチ

 

関連タグのフォト

  • MORE

「砺波市ふるさと文化財」の記事

  • 金屋石石管 附.石工道具
  • 金屋石石管 附.石工道具(かないしせっかん つけたり いしくどうぐ)平成29年7月31日 ふるさと文化財登録砺波市栄町砺…
  • 金屋石採掘跡
  • 平成23・1・26登録金屋石材山主会(砺波市庄川町庄字加羅谷)庄川の右岸、合口ダムから小牧発電所対岸寒原(神原とも書く)…
  • 宗半塚
  • 金剛山恩光寺(現 南砺市福野)はもと、庄金剛寺村にありました。その寺跡近くに、土地の人が「宗半塚」と伝えているところがあ…
    • MORE

準のなわ塚碑

2014.8.18

検地に使った縄を埋めた塚

準のなわ塚碑

準のなわ塚碑

平成23126登録

賣神社総代会長砺波市柳瀬比賣神社)

 

この石碑は、江戸時代の文化11年(1814)に建てられた石碑です。

柳瀬村では庄川の洪水などの災害もあり、村高のわりに納付の負担が大きく困っていました。そこで村は加賀藩に検地を願い出て、文化11年10月9日から11月11日までの33日間に渡り検地が実施されることになりました。検地の関係者は公平を期するため、新川郡・能美郡・河北郡など他郡の者も当たったと記録にあります。

検地の結果、年貢率が64%に減額となり、村人がこれを喜び、検地に使った縄を埋めたのが今回紹介する石碑です。 ちなみに加賀藩では、正式の検地引高としては最後の例として知られています。