砺波市ふるさと文化財

  • 上和田・池原サイフォン
    2014.11.27
    上和田・池原サイフォン
     上和田村の南に位置する池田新村は、池原村と上和田村・正権寺村の3か村領の地を貞享2年に畑直しして村立てした村で長い間水かかりが悪かった。そのため、昭和戦前、池田新村の竹田得雄が一念発起し、芹谷野用水から水を引くためサイフォンを作った。昭和13年に工事にかかり、…
  • 太田金比羅社の文学碑
    2014.11.27
    太田金比羅社の文学碑
    太田金比羅社相撲場には、文化年中の芭蕉碑・雪幸句碑、隣三光庵には迎貨、境内には前田普羅、日下部鳴鶴の揮毫碑がある。芭蕉句碑 文化11年  蒟蒻のさみしも少し梅の花迎貨句碑 天保14年  雨雲の中のこえ也閑古鳥雪幸句碑 嘉永 7年  陽炎は春のさびしき始めかな普羅句碑 昭和40年 …
  • 千代ケ様城
    2014.11.26
    千代ケ様城
    ■千代ヶ様城(ちよがためしじょう)・砺波市庄川町庄 三条山頂部に山城がある。  縄張りからこの城は南北朝期の山城とみられている。 ではなぜここにお城があるのか? 北西の檀城とは約900メートル離れているが、尾根伝いの連絡路があり檀城の詰城と…
  • 舘の土居跡
    2014.11.26
    舘の土居跡
    ■館の土居(たちのどい)・砺波市東保 東般若地区は高池・大坪・坊村・田中・石坂という五つの集落からなっています。 さて、館とか土居は武士の屋敷のことをいい、屋敷があったとされるのは現在坊村公民館がある一帯だと言われています。圃場整備以前の地図によると館の周囲に…
  • 宮森廃寺跡
    2014.11.26
    宮森廃寺跡
    ■宮森廃寺跡・砺波市宮森  水田の圃場整備工事の際、宮森地内で15世紀前後の銅製仏具や珠洲陶、須恵器などが発見されました。 限られた場所からの出土品は、独鈷杵(どっこしょ)、金剛盤(こんごうばん)、灑水器(しゃすいき)、塗香器(ずこうき)、閼伽桶(あかおけ)、提子(ひさ…
  • 写真は三合(左:巡見使道 右:国道359号線)
    2014.11.26
    巡検使道
    ■巡見使道・砺波市内 江戸幕府は各藩の政情および民情視察のため、ときどき特使を地方に巡見させたが、特に将軍の代替わりごとに目付役を出して監察させた。これを巡見上使、または廻国上使といった。 巡見上使は、使番(つかいばん)一人、小姓組番・書院番のもの二人、そのほ…
  • 左義長
    2014.11.26
    左義長
    ■左義長・砺波市太田 小正月の代表的な行事に左義長があります。 砺波でも昔から「ものごと」の一つに数えられ、1月中旬までにそれぞれの地域で行われています。最近の傾向は地区で異なり、14日固定ではなく成人の日をいれた3連休のあいだに行われるところもあるようです。 …
  • 午飯岡碑
    2014.11.26
    午飯岡碑
    ■午飯岡碑(ひるがおかひ)・砺波市小島 砺波で木曽義仲といえば、「火牛の計で倶利伽羅合戦に勝利した武将」でお馴染みであるが、小島には、その義仲が午飯(ひるいいと読み、ひるめしのこと)を食べたと言い伝えられている場所がある。高さ2m、面積約50uの小高い石塚だった…
  • 東般若小学校校舎
    2014.11.25
    東般若小学校校舎
    東般若小学校校舎 平成23年1月26日登録砺波市東保(東般若) 東般若小学校校舎は、明治の名工藤井助之Sが手掛けた木造校舎です。現在は3分の1ほどの大きさになって公民館などに利用されています。 助之Sの代表的な建築では、旧中越銀行本店(現在の砺波郷土資料館)や南砺市にあ…
  • 秋南十一面観音
    2014.8.18
    秋南の十一面観音石仏
    平成23・1・26登録秋南自治会長(砺波市秋元) 昭和18年9月の建立で高さ224cm、幅117cmの南般若地区随一の大きな石仏です。 この観音様は「子宝観音」と呼ばれ、子どもの恵まれない方が、21日続けてお参りすると子どもが授かるとか、お乳の病が治ったとかいわれ、また良い縁談に…