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神島の獅子舞

2017.1.26

神島

獅子頭

獅子頭

祭日:8月最終日曜日
場所:神嶋神社
団体名:神島獅子方若連中

砺波獅子。男獅子。獅子舞の中には7人入る。
神島地区は約180戸あり、中区・北区・西区の3区に分けて、1年ごとに順に全戸をまわる。その他2つの団地があるが、一番近い区をまわすときに一緒にまわる。そのときは、まわる戸数が多いため、午前中から準備し、まわる時間も変わってくる。

獅子舞

獅子舞

獅子頭(約11kg)は神社に保管しており、練習時は練習用の頭を使う。練習は祭日の2〜3週間前から始まり、毎晩神島ふれあいセンターにて行われる。(6時〜9時頃。子供は8時まで。)
シシトリは男の子。昔は長男のみだったが、現在は長男でなくてもシシトリができる。1年〜6年までの小学生が担当するが、中学生〜社会人になるまでは特に獅子舞に参加することはない。おはやしは大人が担当するため、社会人になってからまた参加する。
現在、35歳までほどの若者が仕事などの関係で参加できず、シシトリはいるのに大人が少ないということが悩み。これは、夜高祭りでも同じ悩みを抱えている。

特徴のある演目として、カラカサがある。これは、獅子の相手は大人があたる。和傘を使って激しく舞うので、途中で破れて壊れてしまう。その壊れ方(壊し方)に観客は大いに盛り上がる。

獅子舞

獅子舞

順路:昼過ぎに神島ふれあいセンターで準備→15:00神島神社→各家をまわる(慶事の家も)→22:00頃神島ふれあいセンターで一舞して終了
(昔は後半で再び神社に奉納していたが、現在はやっていない。)
宮に見に行く最適な時間帯・・・15時頃

舞の種類
サンパサ・ニラミ・サンピス・オドリ・一二三・ボウ・ナギナタ・カマ・ケン・カラカサ・カサ・モドリ(『砺波市史』民俗社寺編より)
●サンパサ:シシトリ全員が参加する。
●ニラミ:獅子のみの舞い。
●サンピス:シシトリは1人。
●オドリ:シシトリ全員が参加する。オドリの中に一二三・ボウ・ナギナタ・カマ・ケンがあり、一二はテヌグイ、三は素手で獅子の相手をする。
●カラカサ:大人1人。
●カサ:大人が獅子の相手。
●モドリ:退場の時の演目。3〜4人のシシトリが相手で(年によって違う)、シシトリを先頭に獅子も退場するという動き。

各家ではオドリ(二、ケン)を舞い、慶事の家ではカサが追加される。

  • 神嶋神社