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「砺波郷土資料館」の記事

春の特別展「となみの花よめさん」開催中

2018.5.2

こんな嫁入りしてたがいちゃ

明治末−大正期の打ち掛け

明治末−大正期の打ち掛け

ただ今チューリップフェア開催中ですが、同時に協賛している砺波郷土資料館では、春の特別展として「となみの花よめさん」を開催中(〜6/3)です。
館内に入ると、まず目に飛び込んでくるのが、この赤い打ち掛け。
模様はすべて刺繍。着物全体に綿がはいっていて、帯をしないで着物の上に羽織る、花嫁衣裳の最上級品です。
この打ち掛けを着て現在の砺波市林の旧家から南砺市福野町の旧家へお嫁に行きました。
当時の結婚は、家と家とのつながり。親が決めた同じ家柄・格式の家へ嫁ぎます。

昭和8年の嫁入り衣装
嫁入りの振袖

嫁入りの振袖

こちらの黒の着物は昭和8年に当時西礪波郡福岡町の菅笠問屋のお嬢さんが砺波の旧家に嫁いだ時に着た婚礼の着物です。
明治の頃の着物と比べて形態が違います。時代でしょうか、この頃は黒の振袖や留袖が婚礼に着られるようになりました。
特にこの黒の振袖は、金の刺繍が施されているほかに、袖と肩に鶴の柄があります。昭和8年という時代に、このような素晴らしい着物を誂えられるほどの家柄なのでしょう。

昭和11年の花嫁
当時の一般的なお嫁さん

当時の一般的なお嫁さん

こちらは昭和11年の一般的な花嫁さんです。やはり黒の着物で裾におめでたい柄があります。さきほどの着物とは袖の長さ、袖と肩に柄が無いなどの違いが見てわかると思います。
それでも袖は今の留袖よりも長い六尺袖です。
着物は高価なものなので、姉妹や従姉妹と借りたり貸したりして着ました。

  • 嫁のれん 木綿の藍染は明治のもの、四巾の絹は昭和8年

  • 嫁のれん 木綿の藍染は明治のもの、四巾の絹は昭和8年

    インスタ映えする着物も飾ってます

  • インスタ映えする着物も飾ってます

    6月3日まで開催します。無料ですので、見に来てください

所在地
〒939-1382
 富山県砺波市花園町1-78

お問い合わせ

砺波郷土資料館
TEL: 0763-32-2339
FAX: 0763-32-2436