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「砺波民具展示室」の記事

民具展示室 企画展 酒造りの道具展

2020.2.14

2−3月の季節展示 開催中

酒造りの道具展

酒造りの道具展

2月12日(水)、庄東小学校3Fの砺波民具展示室で始まりました「酒造りの道具」展をご紹介します。

砺波地方は米どころ。おいしい米と水があるので、美味しいお酒=日本酒を造る「造り酒屋」がたくさんありました。

冬の寒い時に仕込んで出来た酒は、「寒仕込み」といってきめの細かくスッキリした味わいに仕上がるそうです。
寒い時期に行うことで、細菌が少なく、状態の良い酒ができるとのことです。
江戸時代中頃までは夏を除き一年中酒造りは行われていたようですが、醸造技術が未熟だったこともあり、腐敗してしまうことも多かったようです。
砺波地方にはたくさんの酒造メーカーがあったのですが、ほどんどは現在廃業してしまっているので、残念なことです。

当館で保存している酒造りの道具と、お借りしてきたもので、工程順に並べてみました。仕込みの道具、発酵させる際に使う道具、しぼる道具、そして詰める入れ物。
当館の道具の中には国の重要有形民俗文化財もありますので、近くで見れるチャンスです!!

酒を入れる「入れ物」いろいろ
若鶴酒造からお借りしてきた酒樽や巨大な??升瓶

若鶴酒造からお借りしてきた酒樽や巨大な??升瓶

写真でみるとふつうに見えますが、この一升瓶、一升どころでない、何升入るのでしょう??ってほどに大きいです、隣の酒樽が小さいのかと思ってしまいますが、瓶が大きいのです。
小さな徳利や大きめの徳利、燗をするカンナベもあります。

明治10年に書かれた酒造りの錦絵です
三代歌川廣重の摂津国伊丹酒造之図

三代歌川廣重の摂津国伊丹酒造之図

こちらは三代歌川廣重が描いた大日本物産図会シリーズの「摂津国伊丹酒造之図」です。
真ん中の文章には
 酒は我朝(わがちょう)往古(おうこ)より造るといえども、清酒をつくり始めしは文禄・慶長のころより、伊丹近郷の山本氏の発明にして、そのはじめ、わずか五斗一石を醸(かも)せしが、年にしたがひ、ますます盛んなして、当今(とうこん)伊丹、池田、兵庫、今津などより輸出する事、万を以(もっ)て数ふるにいたれり。
と酒造りの由緒が書いてあります。

ほかにも酒造りの道具を並べています。3/8(日)まで開催しているので、足を運んでみてください。

  • 酒造りの由緒

  • 酒造りの由緒

    天狗の絵は昔東保にあった天狗酒という造り酒屋のもの

所在地

 砺波市頼成566

お問い合わせ

砺波民具展示室