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1720_タタキ(締板)

1720_タタキ(締板)

ID:14656

※締板:茅屋根を葺いたり修理するとき、茅束の端や表を叩いて揃える道具。タタキ棒と呼ぶ。

※茅葺きの民家:砺波地方の民家は、かつてはほとんどがクズヤと呼ばれる茅葺きであった。茅は20年に一度葺き替えが必要であった。棟は毎秋補習した。村には必ず何人かの屋根葺き職人がいて、結いによる近所の人の手伝いにより茅葺きが行われていた。しかしながら、材料の茅の不足、結いの相互扶助関係の崩壊、屋根葺き職人の高齢化などにより昭和30年代後半までにはほとんど見られなくなった。

撮影場所
砺波市鷹栖
材質・形状
溝なし。材は欅で重い。
寸法
板の長さ24cm、幅30.5cm、厚さ4.5cm、柄の長さ63.5cm、重さ2.8kg。
関連タグ
市指定文化財,有形民俗文化財,諸職 屋根葺き
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