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左F1212_中G1198_右H1196_カワラのカタ(瓦の型)
ID:14881
ある程度乾いた荒地(あらじ)をこの型の上に乗せ、タタキ(登録番号1205)で前後左右から叩き締め、はみ出したところをミトキリガマ(登録番号1206)で切り落として形を整える。
(荒地・・・土をよく練って踏み固めたものを、瓦1枚の大きさより少し大きめに切り出したもの。)
F長さ35cm、幅33.3cm、高さ6.5cm。通称「ヒラ」(平)
(墨書)「七二※附型 昭九改」
G長さ36.5cm、幅37.5cm、高さ7cm。通称「ヒラ」(平)
H長さ4.5cm・32cm、幅29.5cm・40.5cm、高さ11cm。通称「スミキリ」(隅切り)
※瓦造り:砺波市福山地区では、江戸時代の終わり頃から瓦造りが行われていた。もとは個人業者であったが、昭和44年に福山の瓦屋5軒と他地区の瓦屋2軒が共同で福山釜業協業組合を組織し操業を続けてきた。しかしそれも昭和60年頃に廃業にいたった。
現在、砺波郷土資料館に所蔵する瓦造りの道具はすべてこの福山釜業協業組合から寄贈されたものである。
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