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753_タゴケ(肥桶)
ID:14994
小便やダラ汁(下肥)を汲み取り、田畠の肥やしにするために天秤棒でかついで運ぶ桶。縄通し用の柄付き。昭和40年代まで使用された。
※肥桶(こえおけ)など:化学肥料が出回る以前の農家にとって、田んぼの肥やし(肥料)は、人糞尿(下肥)や草木灰が重要で、また、米のとぎ汁・食べ物の残滓(ざんさい)・風呂の落し湯などを溜めたツボのツボドロも用いられた。これらの肥やしは、さまざまな桶によって運ばれた。
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