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2674_セオイニオケ(背負荷桶)

2674_セオイニオケ(背負荷桶)

ID:14997

田や畠に、堆肥やカイコの糞、籾殻(もみがら)や切り藁などの比較的軽くてかさのあるものを入れ、担いで運んだ桶。昭和30年頃まで使用。

※肥桶(こえおけ)など:化学肥料が出回る以前の農家にとって、田んぼの肥やし(肥料)は、人糞尿(下肥)や草木灰が重要で、また、米のとぎ汁・食べ物の残滓(ざんさい)・風呂の落し湯などを溜めたツボのツボドロも用いられた。これらの肥やしは、さまざまな桶によって運ばれた。

撮影場所
砺波市安川
材質・形状
楕円形。杉材。竹の箍(たが)。
寸法
上部直径48cm×37.5cm、底部直径41.5cm×30.5cm、高さ70cm、深さ65cm、重さ5.8kg。
関連タグ
市指定文化財,有形民俗文化財,農林業 肥培・管理
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