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2674_セオイニオケ(背負荷桶)
ID:14997
田や畠に、堆肥やカイコの糞、籾殻(もみがら)や切り藁などの比較的軽くてかさのあるものを入れ、担いで運んだ桶。昭和30年頃まで使用。
※肥桶(こえおけ)など:化学肥料が出回る以前の農家にとって、田んぼの肥やし(肥料)は、人糞尿(下肥)や草木灰が重要で、また、米のとぎ汁・食べ物の残滓(ざんさい)・風呂の落し湯などを溜めたツボのツボドロも用いられた。これらの肥やしは、さまざまな桶によって運ばれた。
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