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A710_カケナワ(掛縄)

A710_カケナワ(掛縄)

ID:15003

町から下桶を大八車(だいはちぐるま)に乗せて運搬する時、肥桶が荷車から落ちないようにこれで縛った。先端が引っ掛かるように輪にしてある。

※肥桶(こえおけ)など:化学肥料が出回る以前の農家にとって、田んぼの肥やし(肥料)は、人糞尿(下肥)や草木灰が重要で、また、米のとぎ汁・食べ物の残滓(ざんさい)・風呂の落し湯などを溜めたツボのツボドロも用いられた。これらの肥やしは、さまざまな桶によって運ばれた。

撮影場所
砺波市苗加
寸法
長さ285cm、太さ最大径2.5cm、重さ500g。
関連タグ
市指定文化財,有形民俗文化財,農林業 肥培・管理
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