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570_イネコキキカイ(足踏脱穀機)

570_イネコキキカイ(足踏脱穀機)

ID:15195

籾の飛散防止のため、胴を覆うカバーの鉄枠がある。これに莚(むしろ)などを掛けた。

※回転式足踏脱穀機 イネコキキカイ:砺波地方には、大正初年頃から足踏式の回転脱穀機が普及し始め、大正末年までには平野部のほとんどの農家に購入された(『砺波市史』)。踏み板を足で踏んで胴を回転させ、そこに打ってある針金が稲の穂から籾粒をはじいて落す仕組みである。螺旋水車(らせんすいしゃ)の発明後、水車の動力利用に改良されたものもみられたが、昭和30年代には動力脱穀機の普及によって姿を消した。
稲の脱穀の他に、麦や菜種・大豆の脱穀にも使用された。

撮影場所
砺波市神島
材質・形状
三角型。爪は逆三角形型。
寸法
高さ64.5cm、幅64cm、奥行70.5cm、回転胴の直径42cm、歯桁の長さ47.8cm、桁数10枚、一桁の爪数9本。
関連タグ
市指定文化財,有形民俗文化財,農林業 収穫
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