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2369_ツツノコイシ(槌の子石)

2369_ツツノコイシ(槌の子石)

ID:15445

ネゴ(藁の芯)縄を用いてセイロ(蒸し器)の下に敷く簀(す)や、ミノゴ(蓑)、ハバキ(脚絆)などの小さいものを作るときに使用した。

※槌の子(つちのこ)ツツノコ:アミダボー(俵編機)で俵などを編む際、ツツノコに縄を巻いてアミダボーの横木の前後にかけ、締めるおもりとして使用した。材料は樫(かし)、槐(えんじゅ)、欅(けやき)など比較的重い木が用いられた。俵・菰(こも)・茅簀(かやず)などを編む時は木製のものが多く使われ、ミノゴ・サンガイ・フゴ・ハバキなどは小さい石が使われた。木製のツツノコは、木の枝を切ったものと、丸太を8〜12等分したものとがある。

材質・形状
自然石10個。ネゴで編んだ袋(縦22cm×横25cm)入り。
寸法
縦4cm〜5cm、横11.5cm〜16.5cm、重さ130g〜170g。
関連タグ
市指定文化財,有形民俗文化財,農林業 藁仕事
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