先日、太田のSさん宅に呼ばれて、囲炉裏のある素敵な書斎で話をしていると
「見てほしいもんがある。」といって、一片の土器片を出してこられました。それは、奈良・平安時代頃の須恵器で、甕(かめ)の胴部の破片と思われます。梅の木の根っこを掘り出した時に出てきたそうです。
場所は久泉。かつて須恵器が出土した光圓寺さんや、359号の事前発掘で奈良時代の大溝と建物群が発見された久泉遺跡のすぐそばです。この須恵器も奈良時代に開発された東大寺領荘園に関係したものかも知れないと思うと、囲炉裏端で妙に興奮を覚えるのでした。
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