祭日:11月3日(昔は祭日が10月25日だったが、休日でないと若者が参加できないということで11月3日になった。)
場所:四ツ柱神社
団体名:三郎丸獅子方会
砺波獅子。
昔は全戸を2日間かけてまわったが、現在は新興住宅ができたこともあり家が多くなったので、地区を4区に分け(約100軒ずつ)、順に1年ごとにまわる。
獅子頭は1996年に新調。神社内に大切に保管されており、毎年一回の獅子舞奉納で出す。練習の時には練習用の獅子頭を使う。
2012年11月3日は、宮の100周年祭で「やらやら」(餅が入った俵などを担いでねり歩く行事)や女の子による「浦安の舞」、通常は出ない「にわか」(派手な服装や化粧で振る舞い酒を注ぐ人)が出て獅子舞とともに盛り上がりを見せた。
「砺波市史」には100年前に放寺から伝わると記載されているが、地元に詳しい方のお話によると1853年が起源であると言い伝えられている。その後一時休止するが、昭和49年(1974年)から再開し現在に至る。再開するまでは宮の修繕などの特別な時にのみ獅子が舞った。再開にあたっては、休止前にシシトリをしていた桜井さん、佐藤さんら数人(当時24〜25歳)によって、経験者に意見を聞き、当時の記憶を呼び起こし、見事に復活させた。
最近増えてきた新興住宅の若者の参加が非常に積極的で、そのおかげもあって獅子舞は毎年とても活気がある(約60〜70人)。すべて見所満載なのだが、特に慶事のある家を舞うときは、婿にあちらこちらから水をかけ、「にわか」によるパフォーマンスも加わりとても見ていて楽しめる。婿に水をかけるのには、「清める」という意味と、「新婚で熱すぎるから」という意味も込められている。時には屋根の上からバケツをひっくり返したり、水で冷えた婿が暖かいお風呂に入ろうとしたらそれは水風呂だったというような家族ぐるみのイタズラをするのだとか。
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