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徳万(9月〜12月) 2015.1.29
9月

二百十日(9月1日)
1日仕事を休んだ。子どもは小遣いをもらって1日遊んだ。夜は福岡の厳照寺で行われる盆踊りに行った。





10月・・・特になし

11月

秋まつり(11月3・4日)
秋祭り、昔は10月26日であった。地区に小学校があったので小学生は神社にまいったものである。戸数が60軒ほどあったので、3日4日の2日間かけて獅子をまわした。4日の日をうらまつりと言った。

12月

針せんぼ(12月8日)
針仕事を1日休んだ。昔は、既製の服などなくて針仕事は、女の大事な仕事であったので全家庭で行われたものである。
餅、万頭

討入り(12月14日)
47士の討入
昔は小学校で校長先生が討入の話をされた。
そば

冬至(12月12日頃)
昼が1年で一番短い日だが俗に冬至十日前が一番短いとも言う。かぼちゃをたべると中風にならないといわれている。
かぼちゃ

すす払い(12月25〜28日)
家中の大掃除をする。

もちかち
正月用の餅をつく。

(12月28〜30日)
お鏡、のし餅、あんこの入った丸餅のほか、ついてすぐたべるおろし餅やあずきどりを作る。

おおとし(12月31日)
大掃除の時、できなかった所の片づけや正月用の煮物、天神様などを飾る。お鏡をそなえる所(蔵の戸前、神棚)にそなえ、夜は年越しそばをたべる。
そば・うどん




【のぎくグループ編集 『砺波のものごと12カ月』昭和55年より抜粋】

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