十三代目頭取 鬼ヶ崎政吉 (出町 宮本政吉)
安政6年(1859)7月1日生まれ。若い頃、東京大相撲の幕下4枚目まで進んだ。明治20年(1887)に金沢で行われた金沢・加賀・越中の合併相撲には、東の大関に「東京 鬼ヶ崎政吉」とある。また、この番付には「大関」であるとともに「勧進元」としても名がある。明治24年の出町神明宮での相撲には「大関 深江 鬼ヶ崎政吉」とあり、この時までに東京から出町(地所は深江)へ居を移していたらしい。これ以降、地方相撲の番付、取り組みの箇所と「勝負検査役」などにその名が見える。 大正12年(1923)8月11日死去、享年64歳。
地方相撲の番付では、すべて筆頭の大関に名があり、若い頃はもとより、年老いてもなお「年寄相撲」で活躍し、出町相撲の振興に果たした役割は大きい。
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