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278_ハロー(方形ハロー)下から見た図

方形に枠組みされた台木3段に鎌刃(1列目)、爪刃(2、3列目)が打ってある。改良された型だが、あまり普及しなかった。

※馬鍬(まぐわ):荒起こしをしたあとの水田へ水を入れ、2〜3日して土がやわらかくなったころ、牛馬にカマの刃をつけたマンガを引かせて、草、特にハナグサ(紫雲英)を切り、同時に土の塊を砕く。この作業を「カマをかける」という。
その後、数日してさらにやわらかくなった田んぼへ、今度はカマを鉄棒に取り替えて牛馬に引かせて代(しろ)かきをする。
マンガのつくりは、1メートルくらいの台木に、鎌刃または鉄の棒状の爪を8〜10本取り付け、鳥居型の把柄(にぎり)をつけたもので、のちに回転式のものも出てきた。動力耕耘機の普及する昭和30年代まで使用された。
地域
撮影地不明
寸法
1列目:台木の長さ164cm、鎌刃の長さ21.6cm、15本。2列目:台木の長さ147cm、爪刃の長さ15.7cm、14本。3列目:台木の長さ164cm、爪刃の長さ15.5cm、15本。
関連タグ
市指定文化財,有形民俗文化財,農林業 耕耘

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