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707_クラ(耕鞍)

※牛馬耕(ぎゅうばこう)用具:砺波地方では、農家が一年中農耕用の馬を飼っている家は少なく、ほとんどの農家は春耕時に馬を借りて水田を耕す「借馬慣行(しゃくばかんこう)」が広くみられた。農家は、加賀・能登方面からバクロウ(馬喰)が連れて来た農耕馬を、3〜4軒で馬仲間を組み、順番に使った。
農耕馬のクラ(耕鞍)やハモなどの装着具は、農家がそれぞれ準備した。
地域
撮影地不明
撮影場所
砺波市苗加
材質・形状
鞍骨は木製。鞍床は稲藁束(いなわらたば)。他に、藁製腹掛け。
寸法
長さ34cm、幅53cm、高さ39cm、重さ3.9kg。
関連タグ
市指定文化財,有形民俗文化財,農林業 耕耘

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