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201_セナカアテ(背中当て)

重いものを運ぶ時、鞍の下に当て、馬の背が擦れるのを防ぐ。南京袋(なんきんぶくろ)を開き、中に藁を詰め、莚(むしろ)をあててある。

※牛馬耕(ぎゅうばこう)用具:砺波地方では、農家が一年中農耕用の馬を飼っている家は少なく、ほとんどの農家は春耕時に馬を借りて水田を耕す「借馬慣行(しゃくばかんこう)」が広くみられた。農家は、加賀・能登方面からバクロウ(馬喰)が連れて来た農耕馬を、3〜4軒で馬仲間を組み、順番に使った。
農耕馬のクラ(耕鞍)やハモなどの装着具は、農家がそれぞれ準備した。
地域
撮影地不明
寸法
長さ52.5cm、幅79cm、鞍床の厚さ22.5cm、重さ6kg。
関連タグ
市指定文化財,有形民俗文化財,農林業 耕耘

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