左@2789_中A743_右B2460_タタキボー(締板)
@平村で使用されていたもの。
A利賀村百瀬で使用されていたもの。
※締板:茅屋根を葺いたり修理するとき、茅束の端や表を叩いて揃える道具。タタキ棒と呼ぶ。
※茅葺きの民家:砺波地方の民家は、かつてはほとんどがクズヤと呼ばれる茅葺きであった。茅は20年に一度葺き替えが必要であった。棟は毎秋補習した。村には必ず何人かの屋根葺き職人がいて、結いによる近所の人の手伝いにより茅葺きが行われていた。しかしながら、材料の茅の不足、結いの相互扶助関係の崩壊、屋根葺き職人の高齢化などにより昭和30年代後半までにはほとんど見られなくなった。
- 地域
- 撮影地不明
- 撮影場所
- @砺波市久泉 A砺波市東別所 B砺波市神島
- 材質・形状
- すべて一本造り。Bの材は桐で軽い。
- 寸法
- @先板の長さ31.5cm、幅12cm、柄の長さ66.5cm、重さ1.2kg。A先板の長さ30.5cm、幅15cm、柄の長さ74cm、重さ1.1kg。B先板の長さ40cm、最大幅10cm、柄の長さ48cm、重さ600g。
- 関連タグ
- 市指定文化財,有形民俗文化財,諸職 屋根葺き