左@3090_右A3091_タタキボー(締板)
※締板:茅屋根を葺いたり修理するとき、茅束の端や表を叩いて揃える道具。タタキ棒と呼ぶ。
※茅葺きの民家:砺波地方の民家は、かつてはほとんどがクズヤと呼ばれる茅葺きであった。茅は20年に一度葺き替えが必要であった。棟は毎秋補習した。村には必ず何人かの屋根葺き職人がいて、結いによる近所の人の手伝いにより茅葺きが行われていた。しかしながら、材料の茅の不足、結いの相互扶助関係の崩壊、屋根葺き職人の高齢化などにより昭和30年代後半までにはほとんど見られなくなった。
- 地域
- 撮影地不明
- 撮影場所
- 砺波市豊町
- 材質・形状
- ともに一本造り。
- 寸法
- @全長71cm、先板の長さ49cm、幅12cm、厚さ3.5cm、重さ1.4kg。A全長78cm、先板の長さ54cm、幅12cm、厚さ4cm、重さ2kg。
- 関連タグ
- 市指定文化財,有形民俗文化財,諸職 屋根葺き