1720_タタキ(締板)
※締板:茅屋根を葺いたり修理するとき、茅束の端や表を叩いて揃える道具。タタキ棒と呼ぶ。
※茅葺きの民家:砺波地方の民家は、かつてはほとんどがクズヤと呼ばれる茅葺きであった。茅は20年に一度葺き替えが必要であった。棟は毎秋補習した。村には必ず何人かの屋根葺き職人がいて、結いによる近所の人の手伝いにより茅葺きが行われていた。しかしながら、材料の茅の不足、結いの相互扶助関係の崩壊、屋根葺き職人の高齢化などにより昭和30年代後半までにはほとんど見られなくなった。
- 地域
- 撮影地不明
- 撮影場所
- 砺波市鷹栖
- 材質・形状
- 溝なし。材は欅で重い。
- 寸法
- 板の長さ24cm、幅30.5cm、厚さ4.5cm、柄の長さ63.5cm、重さ2.8kg。
- 関連タグ
- 市指定文化財,有形民俗文化財,諸職 屋根葺き