444_オボケ(苧桶)
苧が入っている。
※苧桶(おぼけ):苧(お)を績む(うむ)とき、績んだ苧をためておく桶。「苧を績む」とは、麻やカラムシの茎の周りの皮を剥ぎ、水にさらして繊維を細かく裂いたもの(これを「苧」という)を、指先に唾(つば)をつけてこよりを撚るように端を撚って糸に繋ぐ作業のことである。主として老婦の作業であった。苧桶は、漆塗りの木製の桶で、かつては大事な嫁入り道具の一つでもあった。
- 地域
- 撮影地不明
- 撮影場所
- 砺波市太田
- 材質・形状
- 木製塗り。竹の箍(たが)。
- 寸法
- 桶の口径30cm、高さ26cm、重さ1.4kg、深さ23cm。
- 関連タグ
- 市指定文化財,有形民俗文化財,手工業 紡織