3388_カセワク(綛枠)
糸枠の大きいもの。両端を固定し、綛(かせ)を作る。巻き取った糸を枠から取り外しやすくするため、1本の横棒が内側にゆるむ仕掛けになっている。また、同時にいくつもの綛を作るときにも用いる。
※糸枠台・牛首(いとわくだい・うしくび):糸枠を挿し込む台。形状が牛の首に似ていることから「牛首」とも呼ばれた。
※糸枠(いとわく):つむいだ糸を巻き付ける枠。布海苔(ふのり)で糊付けをした糸や、さらし上がった糸を巻いたりもする。
地域
撮影地不明
材質・形状
木製。
寸法
枠の長さ221cm、綛の径54cm。
関連タグ
市指定文化財
,
有形民俗文化財
,
手工業 紡織
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