砺波市の文化を、デジタルで楽しむウェブサイト。TONAMI DIGITAL ARCHIVES

870_サツキオビ(五月帯)

形状は名古屋帯。昭和20年代の花嫁のサツキ帯。初めは名古屋帯として晴れの時結んだものを、後にハンオリの帯に改良したもの。

※早乙女の五月衣裳(花嫁さんの田植え衣裳):嫁に来て初めての田植えの時に花嫁が身に付けるもの一式。苗籠から菅笠(すげがさ)・モジリ・腰巻き・手ぬぐいにいたるまで、嫁の実家がすべてを準備して婚家へ持参した。花嫁は、頭にはサツキテヌグイをかぶり、赤いタスキを掛け、赤いモジリに赤いオコシ、三巾前掛け(みはばまえかけ)、赤い紐のついた白いキャハンとコテをつけた。たんぼの神様は赤いものがお好きということで、花嫁は何から何まで赤いものを着た。
地域
撮影地不明
撮影場所
砺波市新富町
材質・形状
表地はコウショク、裏地は人絹。
寸法
長さ314cm、幅30cm。
関連タグ
市指定文化財,有形民俗文化財,衣 和服

「X衣 1和服」 の他の記事

MORE