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888_タスキ(襷)

明治末から大正期に、福野町寺家の梅基すげさん(寄贈者の母)が使用していたもの。

※早乙女の五月衣裳(花嫁さんの田植え衣裳):嫁に来て初めての田植えの時に花嫁が身に付けるもの一式。苗籠から菅笠(すげがさ)・モジリ・腰巻き・手ぬぐいにいたるまで、嫁の実家がすべてを準備して婚家へ持参した。花嫁は、頭にはサツキテヌグイをかぶり、赤いタスキを掛け、赤いモジリに赤いオコシ、三巾前掛け(みはばまえかけ)、赤い紐のついた白いキャハンとコテをつけた。たんぼの神様は赤いものがお好きということで、花嫁は何から何まで赤いものを着た。
地域
撮影地不明
撮影場所
砺波市新富町
材質・形状
赤の縮緬地(ちりめんじ)。
寸法
長さ420cm、幅33cm。
関連タグ
市指定文化財,有形民俗文化財,衣 和服

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