富山県指定文化財
2014.12.4
天然記念物 厳照寺（ごんしょうじ）の門杉
厳照寺（ごんしょうじ）の門杉
昭和40年10月1日 県指定
福岡 厳照寺
権正寺の本堂正面に並ぶ南北二本の大きな杉で、あたかも寺門のような形に生えているので、門杉と言われている。
現在この杉の間隔は５ｍで、寺に向かって左の南樹は胸高幹まわり6.53ｍ、樹高35ｍ、地上15ｍの所で三枝に分かれている。向かって右の北樹は胸高幹まわり6.85ｍ、樹高40ｍ、地上10ｍの所で7枝に分かれている。この杉は地方種で通称マスヤマスギと呼ばれる。木目の美しい杉で、樹齢は約450余年と推定される。
天正13年（1585）11月の大地震以後、庄川が現在の位置を流れるようになったため、河心にあった厳照寺は正保3年（1646）この地に移転したが、この2本の杉はそれ以前からあったと伝えられている。
【砺波市保存樹等指定委員会『散居のみどり−砺波市の保存樹− 』平成9年より抜粋】
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