探す 文化財サーチ

 

関連タグのフォト

  • MORE

「砺波市ふるさと文化財」の記事

  • 金屋石石管 附.石工道具
  • 金屋石石管 附.石工道具(かないしせっかん つけたり いしくどうぐ)平成29年7月31日 ふるさと文化財登録砺波市栄町砺…
  • 金屋石採掘跡
  • 平成23・1・26登録金屋石材山主会(砺波市庄川町庄字加羅谷)庄川の右岸、合口ダムから小牧発電所対岸寒原(神原とも書く)…
  • 宗半塚
  • 金剛山恩光寺(現 南砺市福野)はもと、庄金剛寺村にありました。その寺跡近くに、土地の人が「宗半塚」と伝えているところがあ…
    • MORE

左義長

2014.11.26

小正月の年中行事

左義長

左義長

■左義長・砺波市太田
 小正月の代表的な行事に左義長があります。 砺波でも昔から「ものごと」の一つに数えられ、1月中旬までにそれぞれの地域で行われています。最近の傾向は地区で異なり、14日固定ではなく成人の日をいれた3連休のあいだに行われるところもあるようです。

  形式は、青竹を円錐形に組み藁や豆がらをめぐらせ高く立ち上げ、当日は子ども達がお正月に書いた書き初めを燃やしたり、昨年から正月までに使った縁起物や餅などを一緒に焼きます。燃え上がった炎や煙には、年神様が天まで乗って帰ると信じられ、炎の大きさや青竹の割れる音で一年の始まりを味わいます。

 『砺波地域の民俗―伝統文化の実状―』によると太田地区の場合、昔は子ども達がオヤカタ(14歳)を中心に竹を集めてまわり、地区内4箇所に分けて行っていたが、現在は全域で1箇所のみ。場所は太田消防屯所の隣り。市内でも規模が大きく、また左義長の歌も残されています。(尾田武雄氏写真提供)