正倉日記

 

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若鶴大正蔵

2021.11.25

若鶴大正蔵

若鶴大正蔵

若鶴大正蔵

『ふるさと文化財』は広報となみ8月号から紹介されます。
今後もブログで紹介して行く予定なので合わせてご覧下さい。

■ 若鶴大正蔵(ふだんは非公開)・砺波市三郎丸

大正11年(1922)の建設。
油田駅そばにある若鶴酒造株式会社の正門横に建っており、南側の漆喰塗の土蔵壁に大きな窓が印象的な酒蔵である。
内部は、木造トラス構造という、柱を少なくしつつ強度があり大きな空間が得られる設計となっている。室内の壁なども工夫がされている。
平成7年(1955)、老朽化にともない蔵の北側を取り壊し、解体して今の姿になった。
現在は古酒の貯蔵庫として使われている。


イベント:『蔵祭り』
開催場所:若鶴酒造敷地内(JR城端線油田駅そば)
開催日:5月中旬(今年は5月21日だった。)
普段どんなところでお酒が造られているのか、お酒が出来るまでを酒造りのプロ(酒造技能士)が丁寧に解説してくれる酒蔵見学あり。
日本酒を当てる利き酒コンテスト、会場中央奥のステージで余興、周辺にはいろんな屋台があり、メニューには酒蔵メーカーだけに粕汁の文字も…。
鏡開きの酒が振舞われ、当日限定の原酒をはじめ各種お酒を販売。
暑い日にもかかわらず多くの家族連れで賑わっていた。

【2011年7月7日12:12『ふるさと学芸員の小窓』より】