庄川と流送
2013.4.19
庄川と流送
庄川と流送
庄川水資料館発行のリーフレット「庄川と流送」で流送について学びましょう。
昭和の初め頃まで、五箇山や飛騨山地の木材を運び出すのに庄川の流れを利用した 流送(木材の川下げ)を行っていました。
樵の仕事
樵の仕事
雪解けを待って山に入り、8月初め頃までに「青島貯木場」に送り出す木材の伐採・造材をしていました。
流送夫の仕事
流送夫の仕事
樵たちが伐採・造材した木材を山出し・谷出し・川下げし、赤岩付近から二万七千石用水を通して貯木場に流し入れていました。
青島貯木場
青島貯木場
広さは約50ヘクタール。一本橋付近の臨時導水路から流し込まれた木材は、年間10〜20万本を数え、周辺には製材所や木工所が建ち並び、木材の一大集散場所でした。
江戸時代の流木
山村の年貢は米ではなく、地域の産物を現銀化し、年貢銀として納めいていました。そこで庄川に薪木呂や用材を川下げし、金屋村で販売し、年貢代銀の一部としていました。
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江戸時代の流木