砺波はじめてものがたり
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- 2020.12.23
はじめてものがたり 種もみ - 砺波市の中野・種田(たねだ)・青島地区は、日本でも有名な水稲(すいとう)種(たね)もみの産地です。 そもそも種もみ栽培の起源はわかりませんが、18世紀中ごろに五ヶ(ごか)村(むら)(現在の種田)の寺の法師が布教の際に不作の地へ種もみを与え、救ったという話や、同じく18…
- 2020.12.23
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- 2014.5.15
はじめてものがたり 大門素麺 - 砺波市大門で大門素麺が作られ始めたのは江戸時代末期の嘉永初年(1848)で、能登国高松(現かほく市高松)から素麺製造の技術が伝えられたと言われています。 雪深い砺波地方では、冬の農閑期には遠くに出稼ぎに行くなどして賃金を得ていました。大門村では何か良い副業はないものかということで…
- 2014.5.15
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- 2014.5.1
はじめてものがたり チューリップフェア - 現在チューリップ公園がある場所は、以前は富山県立園芸試験場があり、果樹やチューリップなどの研究や品種改良が行われていました。 終戦後の昭和26年、GHQが富山県と新潟県の園芸試験場を統合して、すべて新潟へ移そうとしているという噂が流れました。富山県の主要作物であるチューリップ、そ…
- 2014.5.1
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- 2013.4.4
はじめてものがたり 挽物 - トラックのような運搬手段が発達していない時代、庄川上流の山より伐採された材木は川の流れを利用して運ばれ、青島付近の貯木場に集められました。その関係で材木の入手が容易な青島周辺では、木工業が盛んになりました。江戸時代は米搗き(精米)用の臼や杵、明治に入ると餅用の臼と杵、農具の持ち手…
- 2013.4.4
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- 2013.4.4
はじめてものがたり チューリップ - チューリップは、江戸時代末期にフランスから日本に入ってきたと言われています。もっぱら上流階級の人たちが観賞するために球根が輸入されていました。 冬に雪が降り積もる、寒冷地の砺波地方は、水稲の単作(1つの畑で1年に1度作物を作ること)にしか向かない土地でした。大正7年、…
- 2013.4.4
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- 2013.4.4
はじめてものがたり ゆず - 砺波市庄川町は砺波平野の東南に位置します。庄川扇状地のかなめ部分にあたる金屋(かなや)地区付近の山ろく地帯では、古くからゆずが栽培され、「金屋ゆず」として親しまれています。金屋ゆずは表面が粗くデコボコしていて、見栄えは良くありませんが、良い香りを放ち、皮肉が厚く、酸味が強いといわ…
- 2013.4.4
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