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左@1718_右A1719_タタキ(締板)

左@1718_右A1719_タタキ(締板)

ID:14653

寄贈者の小倉氏は、砺波市で最後の茅葺き職人。昭和60年頃まで、砺波チューリップ公園内へ移築された茅葺き民家旧中嶋家の屋根葺きにたずさわっていた。

※締板:茅屋根を葺いたり修理するとき、茅束の端や表を叩いて揃える道具。タタキ棒と呼ぶ。

※茅葺きの民家:砺波地方の民家は、かつてはほとんどがクズヤと呼ばれる茅葺きであった。茅は20年に一度葺き替えが必要であった。棟は毎秋補習した。村には必ず何人かの屋根葺き職人がいて、結いによる近所の人の手伝いにより茅葺きが行われていた。しかしながら、材料の茅の不足、結いの相互扶助関係の崩壊、屋根葺き職人の高齢化などにより昭和30年代後半までにはほとんど見られなくなった。

撮影場所
砺波市鷹栖
寸法
@長さ28cm、幅21cm、溝6本、重さ1.6kg。A長さ24.5cm、幅17.2cm、溝7本、重さ1.2kg。
関連タグ
市指定文化財,有形民俗文化財,諸職 屋根葺き
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