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68_オボケ(苧桶)

68_オボケ(苧桶)

ID:14773

※苧桶(おぼけ):苧(お)を績む(うむ)とき、績んだ苧をためておく桶。「苧を績む」とは、麻やカラムシの茎の周りの皮を剥ぎ、水にさらして繊維を細かく裂いたもの(これを「苧」という)を、指先に唾(つば)をつけてこよりを撚るように端を撚って糸に繋ぐ作業のことである。主として老婦の作業であった。苧桶は、漆塗りの木製の桶で、かつては大事な嫁入り道具の一つでもあった。

撮影場所
砺波市千保
材質・形状
木製塗り。竹の箍(たが)。
寸法
桶の口径28.5cm、高さ25cm、重さ1kg、深さ22cm。
関連タグ
市指定文化財,有形民俗文化財,手工業 紡織
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