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1709_カガミダル(肥樽)

1709_カガミダル(肥樽)

ID:14996

ダラ汁(下肥)を入れ、背負って遠くの畠まで運ぶ樽。運搬中に中身が洩れないようきっちりと閉まる栓がある。里山の地域で使われた。昭和30年代頃まで使用された。

※肥桶(こえおけ)など:化学肥料が出回る以前の農家にとって、田んぼの肥やし(肥料)は、人糞尿(下肥)や草木灰が重要で、また、米のとぎ汁・食べ物の残滓(ざんさい)・風呂の落し湯などを溜めたツボのツボドロも用いられた。これらの肥やしは、さまざまな桶によって運ばれた。

撮影場所
砺波市東別所
材質・形状
楕円形。杉板。竹の箍(たが)。
寸法
上部直径40cm×29.5cm、底部直径37.8cm×28cm、高さ61cm、重さ4.8kg。
関連タグ
市指定文化財,有形民俗文化財,農林業 肥培・管理
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