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1635_ツルベ(釣瓶)

1635_ツルベ(釣瓶)

ID:16802

山手の井戸で、深さは2〜3mである。桶はあまり丈夫ではない。

※井戸:かつて、五鹿屋・東野尻・中野・庄下・鷹栖などの庄川扇状地の地下水が深い村々では、井戸のある家はきわめて少なく、生活水として川の水を多く利用していた。昭和初年頃から徐々に、頼母子(たのもし)で村の各家に井戸が掘られるようになった。深井戸なので、台木に滑車を取り付け、長い縄の付いたツルベで井戸水を汲み上げた。よく縄が切れてツルベが井戸の中へ落ちてしまい、イカリで探って引き上げたものであった。井戸を「イケ」ともいった。
井戸から水を汲み上げるのは、主に子供の仕事であった。

撮影場所
砺波市市谷
材質・形状
四角形で、水を出しやすい様に一辺を切り下げてある。かなり使ってある。
寸法
高さ30cm、上部の縦17cm、横24cm。
関連タグ
市指定文化財,有形民俗文化財,住 家具・設備
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