旧中嶋家住宅(きゅうなかしまけじゅうたく)
昭和51年12月27日・市指定
砺波市花園町(チューリップ公園内)
中嶋家は代々江波村の肝煎(きもいり)を勤めていた家柄で、もと砺波市高波(江波・よなみ)の中嶋粂雄氏住宅で、明治初期の頃の持高約80石、家号はゴンジロサあるいは肝煎を勤めたためキメルサとも言いました。
建物の間口は10間(18.2m)、奥行き3間半(6.3m)の主屋の後に、3間半に4間(7.3m)のツノ屋を逆T字型にとりつけてあり、建坪約53坪 (176u)の寄棟(よせむね)茅葺きです。ワクノウチ造りのオイ(広間)を中心に南側に座敷、北側にネワ(土間)、後に茶の間、台所、ヘヤ(寝室)等を 配してあり、平面の様式は砺波地方一般にみられるヒロマ型です。18世紀中ごろの建築と推定され、改造部分のほとんどないことと相まり、この地方の農家の 古い様式を示す典型的な建物といえます。
MORE
2021.10.29春の特別展「明治の華麗な名工の技」パンフレット
2021.10.28土蔵第14号
2021.10.28土蔵第13号
MORE
2022.9.12旧金岡家住宅修理工事報告書
2022.3.4かいにょ苑リーフレット
2021.10.29春の特別展「明治の華麗な名工の技」パンフレット
MORE