木造阿弥陀如来立像(もくぞうあみだにょらいりつぞう)
昭和42年10月6日・市指定
砺波市荒高屋
正念寺の木造阿弥陀如来立像は、木造寄木(よせぎ)づくりで、高さ47cm、材質は杉。素朴で粗い彫法ですが温顔で滋愛に溢れています。製作年代は平安時代の末期から鎌倉時代の初期で、県内の阿弥陀像の中でも古い部類に属すると推定されています。作者は不詳。
正念寺は江戸時代中頃の正徳2年(1712)恵頓(えとん)という僧を開山とし、文政8年(1825)苗加萬福寺の末寺として寺号公称を許された比較的新しい寺です。
しかし、寺伝によると恵頓は福野町院林の常願寺の末寺妙源寺の出で、院林は院林郷の中心として鎌倉期から史上に現われています。この像は在地川上地方に伝来してきた古仏の中の一体であろうと思われます。
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