砺波市には石仏が1357体あり、南砺市では1440体がある。この地方の石仏の特徴は、聖徳太子南無仏の石仏があることです。これは井波瑞泉寺の太子堂に安置される像の模刻であり、多くは散居村に広がる地域に多く、この狐島の太子堂に安置される太子南無石仏は、一生の間一千体の石仏を彫ったといわれる庄川町金屋の森川栄次郎作のものです。
昭和50年までは狐島の青年団が主催していました。現在のお世話、管理は狐島集落の方々が行っています。お祭りは毎年7月22日に行われています。当日は、僧侶が読経し、住民がお参りします。終わった後はお堂前で親睦会が行われます。また、1週間はお堂は解放され、誰でも太子像
にお参りすることができます。
この地方を代表する太子南無石仏、また太子堂、祭りなどが遺存しており貴重な文化財となっています。
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