1625_アミタボー(俵編機)
※俵編機 アミタボー:俵・蓑(みの)・菰(こも)などを編む。両脚で支えた横木に等間隔に溝を切り、縦縄をかける。ツツノコ石に細い縦縄を巻いて前後に吊るし、その間に藁を入れ、交互に締めながら編み進む。
後には、米俵用として溝にゆるみ止めのバネを用いるものも出てきた。1つの台でいろいろなものを作るため、横木の一方にいくつも溝が切ってあるもの、上下に異なる間隔の溝があるものなどがある。
自然木を利用した簡単な構造ではあるが、農家の冬仕事には欠かせない大事な農具であった。
- 地域
- 撮影地不明
- 撮影場所
- 砺波市市谷
- 材質・形状
- 脚は自然の股木を利用。自家製。横棒は杉材。
- 寸法
- 横棒の長さ160cm2本・169cm。重さ1kg前後。脚高47.5〜54cm、2組とも重さ1.3kg。
- 関連タグ
- 市指定文化財,有形民俗文化財,農林業 藁仕事