<豊穣を喜び、実りに感謝。集落をあげて楽しむ祭り。>
獅子舞は、各集落の氏神の神賑として行われます。砺波地方ではほとんどが秋祭りに行われますが、栴檀山・庄川町の一部には春祭りにもあります。秋、豊穣を喜び、実りに感謝する華やかな獅子舞は、稲刈り後の風景を彩り、人々の心も豊かにします。
一口に獅子舞と言っても、砺波市内だけでも3タイプあり(次ページ参照)、各地区(休止中のものも含め市内84 地区で確認)で継承されています。
どのタイプにも共通しているのが、獅子のあやし役の存在。小学校1〜6 年生くらいまでの男の子が、棒やナギナタなどを持って軽やかに舞います。
地区ごとに違いはありますが、獅子舞を担うメンバーは、おおよそ15〜42 歳くらいまでの若者・青年たちが中心となることが多いようです。
祭り当日は、獅子の宿を出発し、集落のお宮に全演目を奉納した後、集落の家々を回ります。お祝い事があった家では特別な舞を。休憩時には、地区の女性たちや年長者たちが腕によりをかけた食事を用意。地域の人々のつながりと土地の豊さが感じられる、砺波の大切な祭りです。
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