2856_トーミ(唐箕)
もとは手回しだったのを、後に螺旋水車の動力を利用できるように改良した。
(墨書)「射水郡串田村字松原 高田源右衛門出」「石川県栗崎村安宅精一直し 明治四拾二年十一月吉日」
※唐箕(とうみ):唐箕は起風胴の羽根板を回して生じた風を利用して穀類を選別する大型農具。脱穀した籾の選別や籾摺り後の玄米とネカ(籾殻)、屑米などの選別にも使用した。
また、米だけでなく、麦や大豆などの雑穀の選別にも広く利用された。
収穫期の貴重な農具として、どの家でも何代にもわたって大切に使われた。
- 地域
- 撮影地不明
- 撮影場所
- 砺波市五郎丸
- 材質・形状
- 4枚羽根。
- 寸法
- 高さ144cm、長さ168.5cm、幅49.8cm、起風胴の直径99.5cm。
- 関連タグ
- 市指定文化財,有形民俗文化財,農林業 収穫