フォトライブラリ
665_ハタゴ(機織機・高機)
ID:14842
※機織機(はたおりき):近年まで農家のアマ(広間の上の屋根裏の空間)には分解された織機(しょっき)が残されていた。これは、かつてどこの家でも農閑期の賃稼ぎとして、婦女子の手により機織り(はたおり)が行われていたことのなごりである。
現在砺波市郷土資料館で所蔵する織機は、分解した形で譲り受けたものと、そのままの形で譲り受けたものとの二通りである。分解した形で譲り受けたものは、日本各地のさまざまな調査報告書などを参考に組み立ててみた。全部の部材がそろっていないものが多いと思われるが、試行錯誤の末、2台は座って織る「地機」(じばた)となり、1台は腰掛けて織る「高機」(たかはた)となった。「地機」は「ネマリバタゴ」、「高機」は「ハタゴ」と呼ぶ。
「U手工業 1紡織」 の他の記事
-
444-2_オ(苧)
ID:14769-
-
1293_アサカセイト(麻かせ糸)
ID:14770-
-
1291_1292_キヌカセイト(絹かせ糸)
ID:14771-